ちびうさ まいご!0
2010年 03月 10日 09:37:53今日の一冊は、ハリー・ホース作、千葉茂樹訳の、
「ちびうさ まいご!」です。
あらすじ
今日はちびうさの誕生日。みんなからたくさんのプレゼントをもらった。
お祝いにみんなでラビットワールドにいくことになった。ちびうさはプレゼントにもらった赤い風船をもっていくことにした。
ラビット・ワールドには楽しい乗り物がたっくさん!あれも乗りたいし、これも乗りたいし、と楽しんでいるうちに・・・みんなとはぐれてしまった。ちびうさは人に聞いたり、歩き回ってママを捜します。
とうとう泣き出してしまったちびうさを多くの人が取り囲みます。でもその時聞き慣れた声が!
ママがちびうさのもっていた風船のおかげでちびうさを見つけたのでした。
そしてみんなで最後のプレゼントの大きなケーキを食べました。
ひとこと
ちびうさシリーズの一作です。小さな子供が迷子になって泣き出してしまうということはよくあります。
でもうちの子(3歳)は迷子になると、その自由を満喫するタイプなので、ちびうさの悲しくて不安な気持ちがよくわからないようでした・・・^!^;
Can's you sleep, Little Bear?0
2010年 03月 09日 09:07:32今日の一冊は洋書です。 Martin Waddell、Barbara Firth作の「Can't you sleep, Little Bear?」。あらすじ
あるところに、ビッグベアとリトルベアがいました。
夜になってベッドに横になりますが、リトルベアは眠れません。部屋の暗い部分が怖いから。
ビッグベアは小さなランプをつけてやります。それでもリトルベアは眠れません。
まだ暗い部分があるから。ビッグベアはさっきよりも大きいランプをつけてやります。それでもリトルベアは眠れません。ビッグベアは一番大きなランプをつけてやります。もう部屋に暗い部分はありません。
それでも眠れないリトルベア。洞穴から見える外にまだ暗い部分があるから、と。
ビッグベアは考えます。世界中のランプを使っても外の暗さを全部明るくすることはできません。
そこで、ビッグベアは怖がるリトルベアを外へ連れ出します。「明るい月、瞬く星をみてごらん」。
でもリトルベアの返事はありません。ビッグベアの腕の中で眠りについていたのでした。
ひとこと
子供が暗闇を怖がることはよくあります。我が子も暗い部屋にはモンスターがいると信じています。
それでも怖いものを避けてばかりでは、何もかわりません。勇気を持って、あえて怖いところへ連れて行ったビッグベア。実際はそれほど怖くないことが分かり、安心して眠りについたリトルベアでした。
ビッグベアの暖かさが伝わってくるような絵本です。
くいしんぼうのあおむしくん0
2010年 03月 08日 10:06:08今日の一冊は、まさ ひろし作、前川欣三絵の、
「くいしんぼうのあおむしくん」です。
あらすじ
ある日、空と同じ色のあお虫がまさおの帽子を食べていた。まさおはあお虫を飼うことにした。
何でも食べる食いしん坊のあお虫くん。町中のゴミを食べ、家々を食べ、ついにはまさおのパパやママも食べてしまった。体もどんどん大きくなる。町を出て、工場、山、他の町、人々、全て食べてしまい、もうまさお以外何も残っていない。
まさおはあお虫に怒り、泣き出す。するとあお虫は「ごめんね。でもまさおくんも食べちゃう」と言って食べてしまった・・・!!
あお虫くんのおなかの中には・・・今まで食べたのもが全てあった。町も公園も学校も、パパもママも。
上をみると青空のようなあお虫くんのおなかがどこまでも澄んで見えた。
ひとこと
ゴミを食べてみんなに喜ばれるところまでは、あお虫くんはいいやつだなあ、と思いましたが、喜ぶ人も何もかも食べてしまいビックリです。
最後のオチもお腹の中に全てが元通りあり、作者は何を伝えたかったんだろう・・・何も、かな。
ユーモアがあっておもしろいですけど。
Mother Halverson's New Cat0
2010年 03月 07日 09:30:00今日の一冊は洋書です。
Jim Aylesworth作、Toni Goffe絵の「Mother Halverson's New Cat」です。
あらすじ
ハルバーソン家の猫が亡くなりました。うちの中でネズミが増えてきたので奥さんは代わりの猫を旦那に探してくるように頼みます。旦那は牛小屋でたむろっている猫の中で、ミルクを独り占めしようと、他の猫を威嚇しているグレーの猫を選びます。威勢がよくネズミをよく捕まえるだろうと思い・・・。
でも次の朝、奥さんは「この猫は忍耐がなくて、短気でよくない」と言います。
旦那は次に、ミルクの中に入って全部自分でミルクを飲んでしまおうとしている、黒い猫を選びます。
食いしん坊ならネズミをよく捕まえれるだろうと思い・・・。
でも次の朝、奥さんは「この猫は太りすぎて、のろまでよくない」と言います。
旦那は次に、大きい声で他の猫を近づかせない黄色の猫を選びます。大きい声を出すならネズミは怖がって逃げてしまうだろうと思い・・・。
でも次の朝、奥さんは「この猫はうるさくて、ネズミは上手に隠れるだけ。私はイライラするだけ」と言います。
旦那は最後に残った猫を仕方なく選びます。大人しすぎてあまりネズミは捕まえられないだろうと思い・・・でも次の朝、奥さんは「この猫は静かで、素早くて、忍耐があってすばらしい猫だわ!」と、アビーと名付けた猫を飼うことにしました。
ひとこと
同じ文章をパターン化した作品で、子供は理解しやすいですが、個人的に読むうちにだんだん飽きてきちゃうかな。でもこの絵本のように期待しなかったことが、結局は最善だった、ってことってよくありますよね。
あめふりのおおさわぎ0
2010年 03月 06日 08:42:41今日の一冊はデイビッド・シャノン作、小川仁央訳の、
「あめふりのおおさわぎ」です。
あらすじ
土曜日の朝、雨が降り出し、にわとりたちが騒ぎだした。すると猫が興奮し、犬がほえ、とうさんが犬をしかり、赤ん坊が目をさまし、母さんが怒る。
騒ぎを聞きパトカーがかけつけ、道に渋滞をつくってしまう。渋滞の中でタクシーの乗客が運転手をせかし、運転手はクラクションをならし、前のトラックの配達人をイライラさせる。その前のアイスクリームトラックはクラクションにまけないようにボリュームをあげて、アイスの宣伝をする。
様子をみに出た美容師ととこやがぶつかり言い争い。はしごから降りてきたペンキ屋のペンキがとこやの頭を直撃。隣ではパン屋のさした傘が、ピザ屋の鼻をプッツリ。
男の子が走り去って女の子に水しぶきをあびせ、女の子は泣き始める。配達を待つ八百屋さんと、ブティックからでてきた婦人がぶつかり、店のくだものはバラバラ。
町が大騒ぎの中ついに・・・雨がやんだ!
すると喧嘩がおさまり、騒ぎもやんだ。全てがまるく収まりだし、みんなが穏やかな時間を過ごし始めた。
ひとこと
「だめよ、デイビッド!」で有名なデイビッド・シャノンの作品です。とにかく彼のイラストは大胆で、カラフルで、でも繊細で、すごく魅力的です。
雨の日の大騒ぎをユーモラスに描いたこの絵本。すべての騒ぎがみなどこかで繋がっていておもしろいです。
culu-culu.comのtop100入りです!
What's Claude Doing?0
2010年 03月 05日 09:05:13今日の一冊は洋書です。
Dick Cackenbach作の「What's Claude Doing?」
あらすじ
犬のブルーノとマイキーが町に肉屋に骨をもらいにいこうと、Claudeを誘いにいきます。
でも「ごめん、今日はいけない」とClaude。次はジャクソンとハニーがスクールバスがもうすぐ着くから、子供たちに会いにいこうと、誘いますがやっぱりClaudeは「今日はいけない」。
次にやってきたベベとロティーはスケートに誘いますが、Claudeは「ごめんね」。
猫のプッシーウィロウとファングもやってきて、「追いかけてよー」と言いますが、Claudeは忙しいと言います。みなClaudeはなんで遊べないの?と不思議がります。
実は飼い主の男の子サムが、風邪をひいていたのです。Claudeはサムが心細くないように、そばについていたかったのでした。
ひとこと
飼い主にはとても忠実な犬の性格を表した絵本です。大好きな骨も、子供たちとのお遊びもサムのためなら我慢するClaude。やさしいですね。シリーズ化している本書は文章も簡単で、短いので2、3歳の子にぴったりだと思います。
せかい一わるいかいじゅう0
2010年 03月 04日 09:23:00今日の一冊はパット=ハッチンス作、乾 侑美子訳の、
「せかい一わるいかいじゅう」です。
あらすじ
かいじゅう一家にあかちゃんのビリーが誕生しました。
パパやママ、おじいちゃん、おばあちゃんはビリーが世界一悪いかいじゅうに成長してくれると、期待しています。ビリーはすでにキバで鉄の棒をまげたり、吠えたりカーテンにぶらさがったりでき、みな感心します。
お姉ちゃんのヘイゼルが、同じことができるよ、とやってみせてもみなビリーに夢中できいてくれません。
ヘイゼルはビリーを遠くへ置いてきますが、なんどしてもビリーは戻ってきてしまいます。
ついにヘイゼルはビリーを誰かにあげてしまいました。
パパとママは「なんてせかいいちわるいかいじゅうなんだ!」とヘイゼルを褒めます。
ビリーもあまりに悪い子なので、あげた人たちに捨てられまた戻ってきたのでした。
ひとこと
悪ければ悪いほど褒められるという視点が面白いです。
でも下の子ばかり注目されて、お姉ちゃんがほったらかしにされて寂しい思いをするというのは、怪獣でも人間でも同じです。子供はいつも周囲に認めてもらえるよう努力しているのかもしれません。
特徴のあるイラストも魅力的です。
Two Hundred Rabbits0
2010年 03月 03日 09:52:17今日の一冊は洋書です。
Lonzo Anderson、Adrienne Adamsm作の「Two Hundred Rabbits」です。
あらすじ
すべては、ウサギの長旅から始まりました。今回の旅先は、王さまのお城。
お城のまわりには森があって、そこにふしぎな若者が住んでいました。
どうしてもお城の祭りに参加したい若者は、色々と工夫しますが参加させてもらえません。
ついに199匹のうさぎ軍団をひきいて、仰天する王さまの前を行進。王さまは感心したものの、199というはんぱな数字が気にいりません。
そこへ、作品の語り手役をつとめていたウサギまで加わって、ばっちり200匹。旅することに疲れていたウサギは心置きなくパレードに参加しました。
ひとこと
どうしてもお祭りにでたい少年は歌の練習をしたり、ジャグリングをしてみたり、色々試した末に思いついた案がビックリ。199匹のうさぎをひきいてこられたら王様も感心するしかありません。
1968年作で、かなり古いですが、一読してもいい本ですね。
かぜひき ころわん0
2010年 03月 02日 08:16:27今日の一冊は、間所ひさこ作、黒井健絵の、
「かぜひき ころわん」です。
あらすじ
朝からくしゃみをしていたころわんは、お母さんの心配をよそに、外に遊びにでます。
ともだちのちょろわんと遊んでいるうちに、今度は鼻がたれ、視界がぐるぐるしてきたので、
家に帰ることにしたころわん。元気もないし、ご飯もたべたくありません。
でもお医者さんがきて注射をうって、薬をもらってゆっくり眠ると・・・
数日後には元気になって、友達に注射やお薬の話をきかせてやるのでした。
ひとこと
人気のころわんシリーズの一作です。我が子も大好きな絵本です。ころわんシリーズは2、3歳児に身近な内容が多く、娘にとっても感情移入しやすいようです。
ころわんと一緒に苦しそうな顔をしたり、注射を打たれるシーンは痛そうな顔をしたり・・・
かわいくて優しい絵もこの絵本の魅力です。
Dolphin finds a star0
2010年 02月 28日 09:29:53今日の一冊は洋書です。
Moira Butterfield文、Alex Burnett絵の「Dolphin finds a star」です。
あらすじ
ある日、イルカの赤ちゃんスプラッシュは星が海に落ちていくのを見ました。
その星を見つけてママにプレゼントしたいと、思ったスプラッシュは海の中を探し始めます。
キラキラしているものを見つけたと思ったら、それはウロコがキラキラしている魚の集団でした。
次にキラキラしていたのは海面に浮かんだボートのライトでした。
海にはたくさんのキラキラしたものがたくさんあります。クラゲやタツノオトシゴや魚たち。
やっと見つけたと思ったものは海賊の落とした宝でした。
でもついにスプラッシュは星を見つけました。マーメイドが髪飾りにしていたのです。
マーメイドはスプラッシュが星をママにプレゼントしたいのだと分かると、星を渡してくれました。
スプラッシュは星をママにプレゼントし、ママと一緒に遊びました。
でもママは空にあればみんなが楽しめるわ、と言って星を空へ戻したのでした。
ひとこと
イラストは手で触るとぼこぼこザラザラしています。キラキラした動物たちも実際にキラキラする素材が使われていて、子供を引きつけます。
ママのために星を探しまわる姿は愛らしく、最後はみんなのことも考えて星を空へ戻すところも、子供に分かち合うことの大切さを教えてくれます。